EVENT REPORT


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Ukulele Picnic 06' in ソレイユの丘

◆日 時:06年8月19日(日) 9:00 open/11:30 start/16:30 end(プレイベント)
     06年8月20日(日) 9:00 open/10:00 start/19:30 end
◆会 場:横須賀市長井海の手公園ソレイユの丘
◆入場料:無料 ※オフィシャル・グッズ売上げの収益金が運営費となります
◆出 演:関口和之IWAOLAULA有里知花ウルトラマン井上真紀/LOVE NOTES
     yoheyOKAMOTO栗コーダーカルテットTAUPOUパニオロ山内山内雄喜 
     Special Guest>>やなわらばー
     Secret Guest>>KONISHIKI、ブルース島袋
              すきま家具(小倉久寛、山田幸伸、ウクレレえいじ
     *アマチュア・アーティスト25組出演
◆動員数:8/19(土)>>4,000名  8/20(日)>>10,000名 ※ソレイユの丘調べ

◇主 催:レイランド・グロウ
◇後 援:横須賀市長井海の手公園ソレイユの丘/ハワイ州観光局/FMヨコハマ
◇協 賛:Hula Hawaii/ALANI ALOHA SOUND
◇協 力:タワーレコード/のほほんベアーズ/Rolling Coconuts

8/20、am4:30、スタッフは一路ソレイユの丘へ向け出発した。雨がパラついたのか、少し路面が濡れてひんやりとした朝だ。前日の気象情報によると、やや風がある程度で、概況は曇り。ピーカンではないけど、過ごしやすい天気を予想させるものだった。

ソレイユの丘入場ゲートの開門は9時。それまでにスタッフ、出店者は最終準備に追われた。しかし8時の段階でゲート付近には、アロハ着用&ウクレレ持参の方々で既にあふれかえっている。会場周辺はにわかに慌ただしさが増した。案の定開門(オープン)は早まり、メインステージである水上ステージ付近目がけて来場者が一気に猛ダッシュ!
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時刻は10時になろうとしている。
いよいよ『ウクレレピクニック 06’ in ソレイユの丘』の幕が切って落とされた。

午前中はウクレレ・ラヴァーズの部(一般応募のアマチュアアーティスト)。
回を重ねる毎にエントリーは増え、出演者を選考する状況が続いている。今回も例外でなく、約40組のエントリーがあったが、その中から25組に出演してもらった。日本全国から集まるため、個性豊かなステージとなる。ウクレレ漫談あり、刺激的な演出をするグループ、ステージに上がりきれない大人数のグループ、ちびっ子グループ・・・もちろん皆演奏力豊かで、アマチュアと言いつつも見ていて飽きない。
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一方出店エリアでは、ウクレレの展示販売コーナーは勿論、ハワイのロミロミマッサージコーナー、Tシャツや水着、サンダル、雑貨などのセール、マラサダドーナッツ&シェイブアイス、ガーデニングなど様々な商品、ショップが立ち並び、ショップスタッフも来場者も隔たり無く楽しんでいる。
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会場の至る所でウクレレ演奏が始まり、それに合わせてHulaを自由に踊る。ウクレレピクニックならではの光景だ。レジャーシートやテント、それぞれのピクニックスタイルでのんびり。
正午、やはり前日の天気予報に反して、蒸し暑く太陽が照りつけている。風が少しあるのがせめてもの救い。後で聞いた話によると、鎌倉、逗子、葉山あたりは正午にかけて雷雨だったそうだ。奇跡的な天候・・・
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今回のウクレレピクニック、<もっと多くの方に“気軽に”ウクレレを楽しんでもらいたい>その気持ちからフリーイベントとしたわけだが、運営費はというと、オフィシャルグッズ(Tシャツ&ステッカー)を販売し、その収益金でまかなうことが大前提にあった。しかしながら初めての試みで、過去データもなく、販売見込みもほとんど立てられない状況がスタッフのプレッシャーであった。しかも天候に左右されることも想定しておかなくてはならない。色々な葛藤が交差しつつ当日を迎えた訳だが、正午頃には既にTシャツが残り少なくなっている。結局完売。ステッカーが残ったものの、来場者の皆さんの暖かい気持ちと、ウクレレに対する情熱、そして何よりもこのウクレレピクニックを本当に楽しみにしていただいている気持ちが伝わってきた。イベントの成功には色々な要素が含まれるが、“相手に気持ちが伝わる”ことが、主催者、アーティスト、オーディエンス、皆が共通して持てる成功なのではないかと思う。
この場を借りてご協力頂いた全ての皆様に御礼を申し上げます。
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pm13:00、アマチュアの部Ukulele Lover’sコーナーも終了し、ステージにはホストの関口和之が登場し挨拶。昨年まではここで一曲演奏するのだが、今回はオープニング・アクトに登場してもらうという。しかもシークレット・ゲスト。
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呼び込んだのは<すきま家具>。そう、昨年のウクレレピクニックで休憩&楽器転換、演奏と演奏の“すきま”に入り、しかもウクレレピクニックだけのスペシャルユニットである。メンバーは小倉久寛&ウクレレえいじ、そして今年はメンバーが増員され、山田幸伸とコーラスガール「とんそく」?が入っている。
コント仕立ての構成で、ウクレレえいじのネタ【マニアックものまね】が大うけ。小倉久寛もウクレレを手に楽しそうだ。こんな豪華なオープニング・アクトが見られるのもウクレレピクニックだからこそ。
ウクレレえいじ>>WEBはこちらから
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<すきま家具>が会場を温めてくれたところでプロの部がいよいよスタート。いきなり<LAULA>の登場!会場は早くもヒートアップ気味。
これまでイベント中盤での出演が多かったが、今年7月に本場ハワイの<ウクレレフェスティバル>に出演してきたことから、「ハワイの風を届けてもらいたい。」そう思いトップバッターに指名。しかもウクレレ来海氏は第一回目からの出演で、現在ウクレレピクニック皆勤賞の一人でもある。
この日ソレイユの丘会場内には、FMヨコハマのサテライトブースがあり、毎週日曜日の人気番組<WE LOVE SHONAN>ウクレレピクニック・スペシャルと題して公開放送中。LAULAのコーナー<ALOHA!SHONAN>も同じくこのサテライトから生放送。しかもLAULAの2人にはレポーターとしての大役も仰せつかり、一日中会場からウクレレピクニックの模様をレポートした。
LAULA>>WEBはこちらから
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続いての登場は、KONISHIKIのバックコーラスとして活躍し、歌声を磨いてきた<TAUPOU>。言わずと知れたKONISHIKIの奥様だが、この6月ついにKONISHIKI&山内雄喜全面プロデュースでソロデビューを果たしたばかり。オレンジを基調とした色鮮やかなハワイアンドレスがより一層華やかさを増している。トラディッショナルソング中心の構成だったが、サポートウクレレの山内雄喜がしっかりとリズムを刻む。Hulaも入りショーアップされたパフォーマンスには既にベテランの雰囲気も漂う。そろそろステージも終盤。その時、客席がザワザワ。なんとシークレットゲストに<KONISHIKI>の登場!急遽夫婦でのセッションが始まり、客席も大盛り上がり。まだプロの部2組目。
TAUPOU>>WEBはこちらから
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ハワイアン。だけどJazzyでSmooth。こんな表現が最適かどうか分からないが、決して『ハワイアン』という言葉、既成概念の中だけで収まらないステージだった。
<井上真紀/Love Notes>。今回初めて見た方も多かったのでは?井上真紀の表現方法。それはボーカルもさることながら、Hula、ウクレレと幅広い。その一つ一つが見る者、聞く者の心に何かを残す。そしてバックを固めるLove Notesの面々。「さすが。」この一言に尽きる見事な演奏だった。井上真紀のゆったりと優しいMCの中に自然とウクレレの音色が乗り、ギター、ベース、ビオラが滑らかに波長を合わせる。そしてあくまでも自然に次の曲へ。爽やかな風が通り抜ける水上ステージ。ALOHAな空気がそこを包んでいたのは間違いない。
井上真紀/Love Notes>>WEBはこちらから
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午前中既に1ステージを終え、握手会を行ったウルトラマン&バルタン星人の再登場!この時間ばかりはちびっ子達の姿が特に目立つ。手にはウクレレを持ちレイを首にかけたウルトラマンを過去40年見たことがあるか?もちろんある訳ないし、今後もそんな機会は少ないだろう。しかもバルタン星人が横でHulaを踊るなんて・・・(3分限定だけど・・・)
ウルトラマン×ウクレレ。これはウルトラシリーズ放送開始から40周年を記念しての企画であるが、国民的ヒーローがウクレレピクニックに登場している。
ちびっ子達は訳も分からず見ていたかもしれないが、取り分けウルトラマン世代のお父さん方は、4弦が放つスペシウム光線にやられたはず?
今後またウクレレのイベントにM78星雲から平和の使者がやってくることを願いたい。
ウルトラマン>>WEBはこちらから
ウクレレウルトラマンCD>>WEBはこちらから
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ウクレレ×リコーダー×色んな楽器でお馴染みの超個性派音楽家4人組、栗コーダーカルテットがステージイン(今回は3人)。名前は聞いたことがあるけどよく知らない・・・なんて人が多かったようで、演奏が始まると「あ〜これ知ってる!」といったリアクション。ゆる~く素人くさいMCがまたヤバい。
NHK教育テレビ「ピタゴラ スイッチ」のテーマソングや、映画「スターウォーズ」の「帝国のマーチ(ダースベイダーのテーマ)」で親近感を覚える。そして「ウルトラセブンの歌」が始まった時、先ほどステージを終えたウルトラマン&バルタン星人が駆けつけ、ステージ横で手拍子をして応援。なんとも微笑ましいピースフルなステージだった。今後の活動にも要チェック!
栗コーダーカルテット>>WEBはこちらから
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ウクレレと三線(さんしん)。両者ともにその島独特の文化が育み、その文化を奏でてきた楽器である。また20世紀初頭、ハワイへ向かった沖縄からの移住者は非常に多く、歴史・文化的にも、ハワイと沖縄は切っても切れない縁である。(きっとハワイのどこかで三線とウクレレのセッションも行われていた?)そういった”繋がり”から今回特別出演してくれたのは石垣島出身<やなわらばー>の2人。全国のストリートで活躍するアーティストを紹介する番組「The Street Fighters」(テレビ朝日系列で放送中)から飛び出した注目のユニット。これを機にウクレレもいかが?やなわらばーさん。
やなわらばー>>WEBはこちらから
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現在のウクレレムーブメントの立て役者であるKa’au Crator BoysのTroy Fernandezを敬愛するアーティストは多い。かのDef Techもそうだし、IWAOやLAULAもそう。あの指先の動きを食い入るように見つめ、あのリズムをウクレレで表現したい。誰しもそう思うだろう。<yoheyOKAMOTO>彼もTroyを敬愛して止まない一人で、Ka’au Crator Boysがハワイのサーフスポットの名前をふんだんに取り入れた名曲「Surf」を、湘南サーフスポットバージョンの「Surf」にしてしまうほど。そしてやはりサーフィンも大好きである。茅ヶ崎出身でまさにロコな日常を過ごし、やはりそんな日常が詩や曲に現れている。自然と「SURFER」「Hula」「Slow」といったキーワードが飛び出す。またその奏法もオリジナリティ豊かで、ウクレレを真似したくなる。ウクレレファンには馴染みの薄かった彼だが、今回のウクレレピクニックで確実にファンを増やしたことは偶然でなく必然であろう。また日本のウクレレ界に楽しい逸材が現れた。
yoheyOKAMOTO>>WEBはこちらから
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ちょうどサンセットタイム。ほのかにヒグラシの鳴き声も聞こえ始めた。
ここからは後半戦に突入。昨年に引き続き2回目の出演をしたのは<有里知花>。前回はハーブ・オータ・Jr&ダニエル・ホーのゲストボーカリストとしての参加だったが、今回はメインパフォーマーとしてオンステージ。柔らかい歌声が会場に響いた瞬間、客席も静まり、スタッフも疲れた体を休めることができた。それほどリラックスできるステージだった。
有里知花>>WEBはこちらから
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カウボーイ・ハットがステージ横に置いてある。
<パニオロ山内>。昨年惜しまれつつ解散した「Pupule Boys(ププレ・ボーイズ)」の中心メンバー。2003年のウクレレピクニックにも参加してくれている。Pupule Boys時代同様、現在でもではカラパナ、セシリオ&カポノなど70'S、80'Sテイストのサーフ系A.O.Rナンバーを聞かせ続けてくれている。またMC、パフォーマンスにはいつも同様、笑いとユーモアで観客を楽しみのステージに誘ってくれた。
そして急遽ウクレレピクニックに参加してくれたのが、シークレット・ゲスト<ブルース島袋>。こちらも2005年にウクレレピクニックには参加しているが久々の再会。「げんきぃ〜?」と怪しい日本語。パニオロもスラッキー・ギターからウクレレに持ち替えセッションスタート。最後はウクレレ仲間総勢約10名が集合してのセッション。
パニオロ山内>>WEBはこちらから
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あたりは夕暮れから一変して、夜の気配が漂い始めている。
ウクレレピクニックも残すところあとわずかとなってきた。
満を持して登場はこのイベントのホストでもある<IWAO>。
7月に久々のアルバムをリリースしたが、その中身はというと、ほぼウクレレ1本で収録した本格的ウクレレアルバム。それを象徴してか、今回のステージセットもウクレレとパーカッションというシンプルなスタイル。ニューアルバムの楽曲は勿論、過去のアルバムからも数曲披露し、最終的に観客席はオールスタンディング。
IWAO>>WEBはこちらから
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そして夜の静寂があたりを包んでいます。ステージを残して。
最後はやはりこの人でしょ。ウクレレピクニックはこの人抜きに語れない。<関口和之>オンステージ!IWAOとのセッションで挑むウクレレピクニック 06’のラストステージ。
名曲ビートルズの「And I Love Her」をMellowにスタートすると、今日一日の長い出来事が嘘だったかのようにゆったりとした空気が流れる。今回関口さんから、観客の皆さんと一緒にウクレレを弾こう!と立案があり、ウクレレを持っている観客が準備をする。演奏曲はコード進行が簡単な「うみ」。会場全てにウクレレサウンドが響く。
関口和之>>WEBはこちらから
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いよいよエンディング。今日出演したアーティストで最後まで残ってくれているメンバーがステージに集合する。締めくくりはウクレレピクニック・テーマソング「海へ行こう」。やはりこの曲も観客全員とセッション。関口和之、IWAOがウクレレでリードし、LAULAと有里知花がソロパートを歌う。FMヨコハマ<we love shonan>パーソナリティの斉藤美恵も急遽ウクレレを持ち駆けつけた。観客は口ずさみ、各々ウクレレを鳴らす。
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「また来年お会いしましょう!」関口和之の号令とともに、
こうしてウクレレピクニック 06’ in ソレイユの丘が終了した。

第7回目を迎えた今回だが、フリーイベントとして実施するのは初めて。
心機一転し、新たなスタートラインに立ったウクレレピクニック。
しかしスタッフ、アーティスト、オーディエンス、全ての関係する人々が、それぞれのポジションで最大限の力を発揮したのではないかと思う。
いわゆる“夏フェス”や一般的な無料イベントとは異なるイベントで、人によっては違和感があったりもしたかと思う。

来年ももちろん開催する方向で既にプロジェクトは動き始めている。
今年出た良かった点、改善点を考査し、そしてさらにみんなが楽しめるイベントになるよう・・・

そして、もっとたくさんの人にウクレレの楽しさを伝え、日本にウクレレ文化が定着することを願って・・・

「また来年お会いしましょう!Mahalo & A Hui Hou !!」

追記
今回ご来場いただいた方をはじめ、イベントの趣旨にご賛同いただいた方、出演してくれたアーティスト、出店者の皆様、関係各所、このイベントに少しでも携わっていただいた多くの皆様に、スタッフ一同感謝申し上げます。今後とも何卒宜しくお願いいたします。       2006年9月吉日 レイランド・グロウ
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by leilandgrow | 2006-09-08 14:35 | Ukulele Picnic